◆制作記事の前に
ご質問をいただいたので、お答えします。
Q.古いプラモを制作するのに直径3㎜くらいの穴を空けたいんですが、どうやったらキレイにできますか?
古いプラモいいですね!
どんどん作っちゃってくださ~い!
古いプラモを作るのには「穴を空ける」という作業は必須です。
キレイに空ける方法を伝授しましょう。
あ、あくまでぼくがやってる方法ですので、その辺はご了承ください。
A.以下の手順で穴を空けます。
1.穴を空けるところにアタリをつけます。
ケガキ針や画びょうなどを押し付けて目印を付けます。
2.ドリルを数本用意します
ピンバイスを買ってドリル刃を用意するのが基本ですが、結構高いですから、
ホームセンターや100円ショップで揃えてもいいです。
写真のは上から1㎜、1.5㎜、2㎜、3㎜です。(1㎜以下の細いドリル刃はピンバイス使用となります)
※注意
上の2本は、電動ドリル用のチャック付きですが、プラに穴を空ける程度なら充分手で使えます。
ホームセンターで簡単に買えますし種類(太さ)も様々ですが、
右のような山がたくさんあるのはダメです。
プラを喰っちゃってキレイに空きません。
左のような山の少ない安いヤツがプラにはちょうどです。
3.小さい穴を広げていく
いよいよ穴を空けますが、3㎜の穴を空けるのに、アタリを取っていきなり3㎜のドリルで空けてはいけません。
位置が微妙にズレますし、キレイな○にならない場合もあります。
まず、0.5㎜~1㎜のドリルで空けて、2㎜→3㎜と少しずつ広げていくような感じで空けます。
以上、キレイな穴の空け方でした。
いきなりキットじゃなくて、まずはプラ板等で練習するといいと思いますよ。
◆さて、
カメの方ですが、前回の腰アーマーの裏側は、
このようになってます。
ATの装甲版の裏側は「ただの板っパチ」みたいな方がリアルですので、肉抜き穴の処理もしてません。
もちろんワザとですからねw
そして最後は武器や小物類等付属品の仕上げです。
小指の爪くらいの極小パーツにも漏れなく肉抜き穴やヒケがありますので、これらはすべて処理していきます。
その数の多さたるやもう…
半日かかって全部やりました。
これで工作は終了です。
次回は洗浄、そしてサフと、大好きな塗装の工程に入っていきます。
嗚呼…
楽しくなってきた♪
でも…
展示会までひと月切りました…(汗)
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