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NEGOTIATION

◆展示会
それは次シーズンの商品の内見会で、企画によって制作されたサンプルを見て、もっとこーしろあーしろのリクエストや、仕入れの計画、販促策の打ち合わせなどを行うイベントです。
5月6月は来秋冬物の展示会で、国内ブランドのほとんどはこの時期に行う事になっています。

ぼくのところも同様なので、週イチで東京に通っているような状況ですが、いつもの展示会と違うのは、商品の事プラス来年2月でビルが閉店した後のことについても話し合ってこないといけない、という事。

現在の段階では、閉店したビルがその後どういうふうになるのかはまだ何もわかっておらず、早過ぎる発表による客足の激減、それに伴う売り上げの低迷だけが「結果」として見えているのみですから、ぼく達販売する者にとってはまさに逆風。

ビルには現在23のメンズのブランドが入っていますが、ぼくの予想だと半数以上はビル閉店を期に郡山から撤退しそうな感じがします。
これは働く人間にとってもお客さんにとっても大変な事です。福島でこれだけのブランドが揃うのは郡山だけですから、ここがなくなってしまうと県外に行くしかなくなってしまいますからね。

もちろんそれだけは断固阻止しないといけませんから、ぼくや同業の社長連中はメーカーが郡山に残ってもらえるように交渉しないといけません。

幸いウチが取り引きしているメーカーは、そのほとんどが郡山にはショップを残すと表明してもらっていますが、まだ安心はできません。肝心なのは「どこにショップを構えるか」で、現状より低い売上計画しか立たないようなところでは意味がありません。このへんが非常にもどかしいんですよね~。ここでモタモタしてるといつ「やっぱり止めた」と言われるかわかりませんからね~。

なるべく早くショップをどこに移すのか?(あるいはこのままの場所になるのか)を、方向性だけでも決めないと落ち着かなくなってきています。
嗚呼~大変だ~…。

 

◆そんな中
また1つ悲しいニュースが。
ぼくがチビッコの頃から通っていた郡山最大の書店(駅前にある)が、6月いっぱいで閉店してしまいます。
郊外の大型店に対抗できなくなっての決定のようですが、ここにくれば探してる本は必ず見つかる、と言うくらいの店でしたから非常に残念でなりません。

ここはコミックやアニメ系の本も凄い揃ってましたから、ぼくが今でも持っているダンバインやボトムズなんかの本は、すべてここで買ったんですよね~。

郡山のような地方都市は何処も同じかとは思いますが、小さい頃から親しんできた駅前が見る見る廃れていくのは止めようがないんでしょうかね~。

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