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2021年の財布選びを考える

◆2021年になって

早くも2ヶ月が過ぎ去りました。

寒さの厳しかった冬もようやく終わり、これから新しい生活が始まる季節に…
だからかどうかはわかりませんが、最近ショップで財布に関する質問をよく受けるようになりました。

ギフトを選びに来る女性陣からは、

「男の人ってどのカタチが使いやすいんですか?」

そして男性陣からは、

「財布ってどれを選ぶのが正解なんでしょう?」

なんて聞かれることが多いんですが、財布ってどう選ぶのがいいのか…
今回はそれを考察してみます。


財布のトレンドも一回り

ここ2年ほど、必要最小限のものだけを収納できるミニ財布がいい、なんていう流れになっていましたよね。ぼくもここでそれもいいよ、なんて書きましたし、ウチのお客さんでも流行りに乗ってミニ財布に切り替えたという方が結構いました。

でもその後を聞いてみると、ミニ財布にして良かったなという方よりも、使ってはみたけど結局普通の財布に買い換えた、あるいは元の財布に戻した、という方のほうが多かったような気がします。

ミニ財布ではダメだった理由は、

・札の出し入れが面倒
・最低限必要なカードが入りきらない

でした。

まあキャッシュレス化が進んだといっても100%ではありませんし、日常的に使用しているカード類も全部アプリにできるワケでもありませんしねぇ。

また、「ちょっと出かける」というシチュエーションでも、スマホや鍵は最低限必要な荷物になるので、財布だけ小さくしても…なんていう声も聞かれました。
そうすると結局何らかのバッグに入れるんで、財布のサイズは関係ないと。

なるほどという感じですよね。

最近になってようやくミニ財布のブームも一段落し、考えられる財布のトレンドは一回りした感があります。
そんな2021年、財布はどう選べばいいんでしょうか。

財布を選ぶ基準は「使い方」

ひと口に財布と言ってもたくさんの種類がありますが、結局どういうカタチのものを選ぶのかはその人の「使い方」次第だと思います。

要は財布を選ぶポイントは、

・現金やカードをどのくらい持ち歩くのか
・どこに入れて持ち歩くのか

この2点に尽きるんじゃないでしょうか。

現金を使う頻度の高い人や、持ち歩くカードの多い人は、必然的に大きめの財布になるでしょう。
そして財布をジャケットの内ポケットに入れる人は薄型のものを、バッグを常用している人は、財布のサイズを気にせずに使い勝手だけで選ぶ、といった感じになるかと思います。

財布をプレゼントしたいという方は、送る相手が財布をどこに入れてどういうふうに使っているのかを考えると、答えが見つけやすいと思いますよ。

財布はベーシックなものが結局使いやすい


いろいろと書いてきましたが、結局のところ財布はベーシックなものが使いやすいんじゃないでしょうか。
2021年はよりリアルな実用性と品のある表情を兼ね備えたベーシックな財布がぼくのオススメです。

薄型でコンパクトな折財布は、ジャケットの内ポケットやブルゾンのサイドポケットに入れておくのに丁度いいサイズ感です。

長財布は、ジャケットの内ポケットやブリーフケースに収めておくとスマートです。

ラウンドジップの折財布は、ブルゾンのサイドポケット、そしてトートバッグやバックパックに放り込んでも中身が出ませんので、ラフに使うのにもいいでしょう。

さらに収納力がほしいという方はラウンドジップの長財布を。
カードや現金だけでなく、レシートや領収証も入れる方には必須のカタチかと思います。

ベーシックな財布というとこの4種。
やっぱり昔からあるカタチというのはやっぱり使いやすいからなんだと思いますね。
これから財布を買おうという方は、この4種から選ぶのをオススメしますよ。

ちなみに、ぼくは普段は大きめのバックパックを使っており、財布はそこに収納しています。
仕事柄現金を持ち歩くことも多く、レシートや領収証も取っておくことが多いので、通常はラウンドジップの長財布を使っています。

しかし、プラモの展示会などで他県へ遊びに行くときは、財布やスマホなどの貴重品は常に身に着けていないといけませんので、薄型の折財布をサコッシュやベルトポーチに入れて使う、というふうに使い分けています。

この2つの財布を「使い分ける」というのは、5年くらい前から始めたんですが、財布に入れておくカード類を極限まで少なくしている状態だと、入れ替えるものも少ないので結構快適です。

財布の素材は何がいい?

財布の素材には本革や合成皮革など、いくつかの種類があります。
こちらで解説していますので見てみてくださいね。

では今買うならどうれがいいのかと言うと、ズバリ「本革」です。

財布は毎日使うものですので、人に見られて恥ずかしくないものを選びたいところ。
そして本革なら使い込んでいくうちに柔らかくなり手に馴染んでいきますので、愛着を持って使えるところも魅力です。

そして何度も言ってますが、デザインはなるべくシンプルで表面がフラットなものがオススメです。

買い替えのタイミングは?

よくいろんな雑誌やサイトで、「財布は1年程度で買い替えるのがよい」なんていう記事を見かけますが、実際はどうなんでしょう。

まあアレです。
「財布を売っている人の理屈」という気がしないでもありませんw
※個人の感想です

ぼくが思うに、財布を買い替えるタイミングは、

1.財布が壊れたり汚れたりした時

使っている財布の表革にヒビが入る、カビが生える、割れる、縫い目がほつれる、内張りが破れる、目立つシミが付いた、露骨に古臭さが目立つ、こんな時は速やかに新しいものに替えましょう。

2.使い方が変わった時

持ち歩くカードや現金の量が変わって容量不足を感じたり、ポケットからバッグへ、あるいはバッグからポケットへと収納する場所が変わった事により使い勝手の悪さを感じた時も買い替えのタイミングです。

3.気分を一新したい時

新しい季節、新しい環境になって気分を一新したいとか、運が悪いと感じる事が重なって、身に付けているものを変えてみたい、なんていう時も買い替えのタイミングと言えるでしょう。

4.気になる財布に出会ってしまった

ふと立ち寄ったショップで見つけてしまうことってありますよねw
気に入ったものを使うというのは気分も上がります。こんな時も買い替えていいんじゃないでしょうか。

以上の4つ。
まあ買いたい時が買い替え時という事でいいんじゃないでしょうか。

長く使えるものを大事に使う

書いていて思うんですけど、時代やトレンド、ブランドや色の好みはあるにせよ、財布選びというのは根本的な部分は今も昔も変わりません。

ベーシックな財布は結局使いやすく、素材や仕立てのいいものを選べば長く使うことができます。

昨年から続くコロナ禍で、仕事や生活の環境が変わった方も多いかと思います。
身の回りの環境が変われば財布の使い方も変わります。
今年はその「使い方」に合わせて財布を選んでみてはいかがでしょうか。


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