◆ようやく
フォトショップ&イラストレータを使えるようになってきました。
まだまだ思ったとおりにサクサク…という訳にはいきませんが、1週間前と比べれば劇的な進歩を遂げています。
それでも、アタマの中のイメージを画面に描き表すというのは、簡単ではありません。
今の段階では、作品1日1点のペースですけど、カタチになって出来上がってる分、やりがいは出てきましたね~。
しかし何をするにもPCでの作業が不可欠です。
デザインを描くのはもちろん、型紙、プライスタグ、スワッチなどのメーカーとしての部分に加え、リーフレットやチラシなどの販促物件や、店舗を運営する為のツールとしてもPCを使います。
もしもぼくがPCをまったく使えなかったら一体どうなっている事やら…。
考えただけでも気が遠くなります。
22年前、ぼくが高校生の頃の事です。
ぼくの高校は工業高校で、電子回路やコンピュータなどを勉強していました。
洋服に興味を持ち始めるようになり、こづかいやバイト代のほとんどを洋服に使うようになり、挙句の果てには、行きつけの店の店長からスカウトされるようになりました。
職業としての洋服屋に興味はあったんですけど、どうせだったらちゃんと勉強しよう!と、専門学校に通う為に上京する事にしました。
数あるファッション系の専門学校の中から、ぼくが選んだのは、多くの日本人デザイナーを輩出している学校でしたが、当時はバブルとDCブランドブームの真っ只中でしたから、その専門学校も「入試」なんてのがありました。(当時の入試の倍率は6倍だったと後で聞いてひきました…)
入試は筆記と実技だったんですけど、高校では前代未聞の進路変更ということで、先生方が面接の練習をしてくれました。
そこで作戦としては、せっかく工業から行くんだから、コンピュータを使えるという事をアピールした方がいいんじゃないか?という事になりました。
高校推薦枠で、一般よりも早く試験を受けたぼくは、試験当日の面接で、「今まで勉強してきたコンピュータをデザインに活かしたいと思います!」と作戦通りに話しましたが、面接官の「デザインはアナログな作業なので、コンピュータは必要ない」と瞬殺されました(笑)
結局、合格して現在に至るわけですが、どうなんでしょう?
洋服屋のど真ん中に身を置くぼくが、コンピュータなしでは仕事ができないというこの状況…。
時代はこんなにも変わってきてるんですよね~。
デジタルな道具でアナログな仕事をするようになるなんて、22年前は想像もつかない事だったんでしょう。
そう思うと、当時から「コンピュータをデザインに使う」という発想は最先端だったんだなぁ~…
長くなっちゃいましたけど、PCで仕事をしながら、こんな事を思い出してました。
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