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腕時計の選び方 2 ~バンドはどう選ぶ?~

◆腕時計を
選ぶうえで結構悩ましいのがバンドの素材です。

腕時計のバンドの素材は、
・メタル
・レザー
・ラバー
・ナイロン
などが一般的ですが、バンドの素材で着用シーンや腕時計のキャラクターが変わってくるので何でもいいという訳にはいきません。

そこで今回は、使い方やファッションスタイルで選べるように、腕時計のバンドの素材ごとに特徴をまとめてみました。

人気の高いハミルトンの腕時計で解説しますね。

 

【1】メタルバンド

メタルバンドの腕時計は、程よく高級感とスポーティさを兼ね備えており、オンオフ問わずに使えるものが多いのが特徴です。
あまり派手のものは別として、シックなデザインのものならフォーマルな場でもOKです。

1本でできるだけ多くのシチュエーションで着用したいならメタルバンドがいいでしょう。

腕時計のメタルバンドとして最も多く使われているのがステンレスです。
ステンレスは、錆びにくく経年による劣化も少ない優秀な素材と言えます。
欠点としては、高級なものになるほど重いということくらいでしょうか。
ただし、その重さがいいという人も多い(ぼくその一人です)ので、一概に欠点とはいえませんけどね。

最近良く見るようになってきたチタン合金は、ステンレスよりもかなり軽いので、ちょっと高くはなりますが、重いのはイヤだという方にはおすすめです。

と、ここまでは一般的な回答として、個人的には、メタルバンドはコストカットの影響が出やすいように感じます。
価格の安い腕時計のメタルバンドは、コマのエッジがダルかったり表面の質感が安っぽかったりするものが多いように見えますので、そういう点に注意しましょう。

 

【2】レザーバンド

レザーバンドは、高級感と上品さを併せ持っており、スーツスタイルやキレイ目カジュアルに非常に相性がいいというのが特徴です。ビジネスの場では上品で知的に見えるというメリットは見逃せません。

さらに、厳密に言えば冠婚葬祭のスタイルでは黒のレザーバンドの腕時計が必須であるため、そんな用途での腕時計という事であれば、レザーバンドがベストの選択となるでしょう。

そんなレザーバンドですが、水や汗に弱く、経年で劣化していくという欠点もあります。
汗を吸って臭くなったりしますので、汗かきの方や夏場の着用は革の寿命を大きく縮める結果となります。

レザーバンドは、こまめな手入れと、定期的に交換しないといけないというのを覚えておきましょう。

 

【3】ラバーバンド

ダイバーズやクロノグラフなど、スポーティな腕時計に採用されているのがラバーバンド。
スポーティで品のある見え方になりますので、レザーバンドをスポーツ仕様に置き換えたようなイメージでしょうか。
とにかく、アウトドアを含めてカジュアル全般に非常に相性のいいバンドがラバーです。

ラバーバンドは心地いい着用感と軽さも魅力です。
欠点としては、通気性が悪いので肌の弱い人はかぶれる可能性があるのと、経年による変化(白化や割れ等)が挙げられます。
ただし、替えバンドとしては価格が安いので、金銭的な負担は大きくはありません。

Gショックなどに使われている樹脂(ウレタン)バンドも、素材の特性はラバーに似ています

 

【4】ナイロンバンド

ミリタリーウォッチなどに見られるナイロン製のバンド。
非常に丈夫で軽いのが大きな特徴です。

脱着が容易で、汚れたら洗えますし、非常に安いので買い替えるのも気軽です。

映画、007でジェームズ・ボンドがROLEXサブマリーナのバンドをナイロンバンドに付け替えたものを着用したのは有名な話。
メタルやレザーバンドをナイロンに置き替えるのも楽しいですよ!

 

 

ぼく自身も、スピードマスターにNATOストラップを合わせて使っていますが、なかなかにカッコよく、装着感も抜群です。
時計の表情とバンドの色の組み合わせで、スタイルやシチュエーションに合うようにコーディネートするのも、ナイロンバンドの楽しみといえますね。

と、そんなナイロンバンドの欠点は、分からない人には伝わらないという事くらいでしょうか。
とは言え、腕時計はそんなに人に見せびらかすようなものじゃありませんから、欠点というほどでもありませんね。

腕時計の性格付けに大きく影響するバンドの素材。
どの素材にもいいとこ悪いとこがありますので、自分のスタイル用途に合うかどうかを見極めてくださいね!

 

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