◆今日は
東京出張。シューエキスポ(国内外のシューズメーカーの展示会)に行ったんですけど、そりゃもうものすごい規模でした。
写真撮影はNGなので写真を見せられないのが残念ですけど、とにかく活気のある会場で、期待も膨らみます。
一般の人は入れませんので、業界関係者しかいないはずなんですけど、それでもかなりの人・人・人…。
100社くらいのブースを1件ずつ回ってぼくのブランドのシューズを作ってくれるメーカーを探します。
素晴らしい靴を発見し、早速交渉に。
取引条件を確認し、日を改めてぼくが本社に伺い、取り引きをする事となりました。
これだけでも新幹線に乗って出向いた甲斐がありました。
このシューエキスポ、会場が池袋だったので、行き帰りにブラブラして、いろんなお店を観察しましたが、面白い現象を発見しました。
誰でも知ってるような有名なショップよりも、規模は小さいながら、個性のあるショップにお客さんが入っています。
そういえば、シューエキスポのテーマも「小ロットでオリジナルを作る」みたいな事を謳ってました。
待てよ?これって、DCブランドの創成期に似てません?
今では大手のブランドも、マンションメーカー(マンションの1室を借りて会社を運営してたから)と呼ばれる小さな組織から始まってたんですよね~。
そこに注目が集まり、消費者はマンションメーカーの商品を求めてショップに殺到しました。
それを見て「これは儲かる!」と踏んだ百貨店やデベロッパーがこぞってファッションビルを建てDCブランドブームが始まったんです。
しかし現在、市場にはモノが溢れ、売るためだけに同じようなモノを安く作る競争になっているアパレル業界に消費者が飽きてきて、会社の規模は小さくても、個性ある商品を欲しがってきてるんじゃないかな?
な~んて思ったりしましたが、もしそんな傾向があるとするなら、今のブランドのあり方そのものを根本的に考え直さないといけなくなりますよね。
それはそれで大変な問題ですけど、流行が巡り巡って小ロットの商品が注目される事は充分考えられるし、そうなってもおかしくない現状を目の当たりにしてるわけですからね~。
まぁぼくとしてみれば、それこそ想いっきりの小規模でオリジナルをやろうとしてるわけですから、そうなれば追い風になるんですけどね。
◆帰りは
問屋によって仕入れの追加をかけて帰路につきましたが、なにかと収穫の多い1日でした。
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