◆3月20日
ナナが旅立ちました。
15年と12日の生涯でした。
去年のクリスマス前に腎不全の診断を下されてから、こういう日が来るのはわかっていたし覚悟もしてたつもりでいましたが、こうして本当にナナが居なくなってしまうと、今まで感じたことない物凄い喪失感に見舞われています。
22日に火葬をしてもらいました。
いつもナナが見ていた庭に咲く、義母が育てたスイセンと一緒に送ってやりました。
お世話になった病院やドッグサロンにもご挨拶をしました。
キレイなお花をいただきました。
ナナを可愛がっていただいて、本当にありがとうございました。
ナナが居なくなった家は妙に広く感じて、帰ってくれば窓のカーテンが揺れるような気がしたり、リビングの扉を開けるときにナナが居るような気がしたり、寝てるときに少しでも物音がすると目が覚めたり、そんな状態が2週間ほど続きましたが、ようやくナナはもう居ないんだなと、カラダが理解したような感じです。
ペットをなくした悲しみを乗り越えて普段通りの生活が送れるようになるまでが「看取り」だよと、どこかのサイトで読みましたが、カミさんと二人、
・もっと早く病気に気づいてあげられていたら
・年齢に応じたフードにもっと早く切り替えてやれてたら
・もっと一緒に遊んでやればよかった
・もっといろんなところに連れて行ってやればよかった
・もっとおいしいものを食べさせてやりたかった
・ナナはウチに来て幸せだったんだろうか
等々、過去を振り返って後悔してはメソメソする日々が続いています。
ただ、ナナと過ごした15年は、ぼくたち家族にとってかけがえのない時間でしたし、ナナの事は生涯忘れることはないでしょう。
ナナが居なくなってからは、仕事や家の事など、やらなくちゃいけない事以外は何もする気になれませんでしたが、今週は桜の写真を撮りに行きました。
こうして少しずつではありますが、日常に戻れるように家族で支えあいながら頑張っていきます。
しかしアレです。
このブログやインスタでナナの写真を上げることももうなくなると思うと、また悲しい気持ちになりますね。
ぼくはナナとクルマで一緒にいることが多かったので、1番よく見たナナを最後にアップします。
今までナナを可愛がってくれた皆さま、
ぼくのSNSでナナの写真に「いいね」やコメントをくださった皆さま、
本当にありがとうございました。
◆自分の気持ちに
ケジメをつけるために、このブログでナナの事を書こうとしたんですけど、そのたび涙が溢れてきちゃって途中で何度も消してまた書いてを繰り返してきましたが、やっとこうして報告できました。
これでスパっと切り替えて…というワケにはいきませんが、ぼくもいつまでもメソメソしてられません。
これからしっかり前を向いて、ナナの分まで楽しく生きていきます。
ナナ、15年間ありがとう。
コメント
>YASさん
ありがとうございます。
動物って話ができない分、何かしてほしい事があったんじゃないか…
という思いが強くて、なかなか平常に戻るのが難しいですねぇ。
もうだいぶ立ち直ってきてるんじゃないかなぁ…
と思っても、ふとした時に思い出して涙が出ちゃったりします。
これはまだまだ続くと思うんですが、この気持ちをずっと持ったままでいいんじゃないかなって、今は思うようになりました。
とにかく前を向いて行きますよ!
そしてYASさんとまた展示会で会って話がしたいですね。
そのためにはぼくも溶剤を吸いながらタコを作りますw
僕も1年半前に愛犬を見送ってから
見える景色も生活も何もかもが変わってしまった気がします。
仕事やプラモに没頭して気を紛らわそうとしても
今だにふと思い出しては涙が流れてしまいます。
それだけ自分の一部だったんだなぁと。
ナナちゃんももうJ.J.さんの一部だと思います。
だから悲しみが和らぐことはあっても完全に癒えることはないかもしれません。
でも、それで良いんじゃないかなぁと思います。
ずっと心の中で一緒にいられますし、ずっと覚えていられますから。
それに、なんだかんだであと四半世紀もすれば僕らも向こう行って
また犬たちと再会できるでしょうから。
(あ、僕らはプラモ作りで溶剤吸いすぎててあと四半世紀ももたないかもしれませんね笑)
どうか気を落とさずに、とは言えませんが
体だけはお元気に!
元気でいれればナナちゃんのことをずっと思い続けられますからね^^
>ランさん
ホントにホントにありがとうございます。
そして心配させちゃってスミマセン。
この3週間、自分でも引くほど泣きました。
今になっても事あるごとに、
「嗚呼…寂しいなぁ…」
「ナナにもう1回会いたいなぁ…」
なんて思っては涙が溢れてを繰り返していますけど、ぼくらがいつまでもこんなだとナナも安心できませんからね。
少しずつでも日常を取り戻すべく頑張ります。
そろそろプラモも作らないといけませんしw
ランさんありがとうございます。
知らなかったとは言え、タイミング悪くて申し訳ありませんでした。
自分が感じた事全てが書かれていて涙してしまいました。毎年楽しみにしていた筈の桜が喜べなかったり、いつもと同じ筈の風景が同じに見えなかったり、心に空いた穴は簡単には埋まりません。
私が救われた事のひとつですけど、絵を描いてもらいました。ワンコの思い出話をたくさん聞いてもらったうえで描いてもらった為か?写真とは違う暖かみを感じました。
ナナちゃんは、間違いなく幸せな時間を過ごせたし、「ありがとう」って言ってますよ。それはJ.J.さんが流した涙で分かります。そして、姿は見えないけれど、いつまでもずっとそばにいてくれますよ。
でも、やっぱ辛いよね。頭では元気を出さなきゃとか分かってても、それでもやっぱり辛いよね。帰ってきてほしいよね(涙)
少しずつ元気を取り戻される事を願ってます。