◆オヤジが
退院してから1年以上が経ちましたが、クルマの運転ができるところまでは回復できておらず、その間点検に出したりバッテリーを交換したりと大事にしていたクルマ、カローラを手放すこととなりました。
14日の朝、ぼくが最後の片付けをし、ディーラーに引き取られていきました。
そして今日、ヤリスクロスのオイル交換に行きがてら、カローラ売却の書類や印鑑証明を提出し、カローラとお別れとなりました。
◆カローラは
オヤジのクルマではありますが、色々と思い出が蘇ってぼくにも一抹の寂しさはありました。
というワケで、カローラにまつわる思い出などを。
ウチのクルマと言ったら、ぼくが物心ついたときからカローラでした。
子供の例にもれず乗り物大好きだったぼくは常に助手席。
1番古い思い出では、親父が急ブレーキを踏んで、隣に乗ってたぼくはダッシュボードに顔面をぶつけて(当時はシートベルトなんてしなかったので)鼻血を出して号泣というね…w
あれはいくつくらいだろ。4歳くらいかなぁ。
その頃はよくオヤジと一緒にクルマに乗ることが多く、点検について行って待ってる間線路で貨物列車の数を数えてたり(今ビッグパレットがあるあたり。当時はそのあたりは全部田んぼでした)、49号線で磐越西線と競争したり。
小学校の時は越境入学だったんで、毎朝カローラで通学してました。
夏休みの宿題で描いていったカローラの絵がものすごく褒められました。
安子ヶ島のサ店にインベーダーをやりに連れてってもらいました。
GW、お盆、正月には若松のじーちゃんばーちゃんのところに行くのが通例となっていましたが、当時はもの凄く道路が混むので、6時間とかかかって行ってました。
ぼくが免許を取って初めて運転したのももちろんカローラ。
東京に引っ越す時は、家族でカローラに乗って日野まで行きました。
道中、昭和が終わって平成になる瞬間もありましたねぇ。
これらのすべてがカローラだったんですからそりゃもうね、カローラというクルマに対する愛着はありますよね。
1回だけカムリにした時がありましたが、実家の駐車スペースが狭いので、結局カローラに戻りました。
オヤジはコンサバな人間なんで、色は白、内装は明るめ、プライバシーガラスは無し、というのがデフォルトでした。
前述のとおり、ぼくが物心ついた時にはカローラだったんで、きっと2代目あたりから乗ってたんですかねぇ。
我が家の歴代のカローラの中で、ぼくが1番運転したのはこの6代目。
帰省した時には毎日乗ってましたので。
乗って1番良かったのは9代目。
このモデルでは1800ccのグレードに乗ってましたが、静かさや力強さはホントにワンランク上のクルマに乗ってるような感じでしたから。
このクルマはオヤジに譲ってもらって、1年ほど義母のクルマとなっていました。
デザイン的には10代目が1番カッコよかったかなぁ。
なんかこう、初心に返ったようなシンプルなデザインで凄くいいなと思います。
この写真のネイビーに17インチのホイール履かせてシブ目のエアロ組んだらカッコいいだろなと思ってましたが、まさにそれを実践しているカローラを見かけて(しかも結構最近)、えらく感動しましたもんね。
そしてウチのクルマは11代目へとなります。
どこを目指してるのかビミョーなデザイン、使いにくいドリンクホルダーの位置とかアイドリングストップは要らなかった…とかいろいろとアレなところもありましたが、とても走りやすくていいクルマでした。
クルマのトレンドが移り変わって年々衰退していくカローラでしたが、12代目となった現行モデルは見事にカッコよく生まれ変わって復活しましたね。
3ナンバー化してでっかくなっちゃいましたけど。
長くなっちゃいましたが、カローラってすごくいいクルマです。これからもずっと日本を代表するクルマでいて欲しい。
ぼく自身、もうでっかいクルマは必要ないなというステージに来ましたので、そのうちカローラに乗る日が来るかもしれませんね(レビンには乗ってたけど)
とにかく、カローラよ今までホントにありがとう!
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