“伊吹氏の政治団体も不適切処理 事務所費で飲食代(朝日新聞) – goo ニュース”
◆仕事をしながら
TVを見て(聞いて)たらこのニュース。気になって見ちゃいました。
現職の閣僚の相次ぐ虚偽記載の疑惑。
本来タダ同然の家賃がメインの事務所費に年間何千万もかかった事になっている、という事なんですが、なんだかやるせなくなりますねぇ。
事務所費というのは事務所家賃の他に電話代や切手代なども含めれるようですが、それもなんかおかしいと言えばおかしいですよね。
そもそも政治資金に関する法律は、政治家寄りで抜け穴だらけのザル法だとは聞いていましたが、こんな事件が次々起こるといい加減見直さないといけないんじゃないでしょうかね。
虚偽記載されてたとして、そのごまかしてせしめた何千万はもちろんぼく達が払っている税金です。一体何に使ってんだ!って感じです。今日も帳簿をやりながらこんなのを見せられたんでなおさら腹が立ちました。税金返せよ!
◆税金と言えば、
去年で定率減税が廃止になりました。
ピンと来ない人もいるかもしれませんが、所得税は源泉として月々の給料から天引きされてますよね?で、毎年12月に各自が支払った各種税金、保険を考慮して税金の計算をしなおして、個人の税金が確定します。普通に税金(社会保険や国民保険、国民年金等)を納めている人なら、この段階で何万円かは税金が戻ってきます(年末調整というやつですね)。
定率減税はこの確定した税金の何パーセントかを安くします、というモノで、おととしまでは20%、去年は10%所得税が割引されていてその分年末調整に乗っかって帰ってきていたんです。
今年からそれが廃止になりました。
問題はここからで、定率減税が廃止になるということで、月々の源泉は下げられています。1月の給料をもらったら、去年の12月分の明細と比べてみてください。天引きされている所得税がずいぶん安くなっていると思います。
なんだか得したような気になりますが、甘~い!
月々引かれる所得税が安くなっても、年末に再計算されて確定する税金はほとんど変わらないと思われます。どういうことか?もうわかりますよね?年末調整で帰ってくるお金がかなり少なくなる(人によっては足りなくてさらに取られたりするかもしれません)、ということです。
月々の所得税が減ってるというのは「まやかし」なんです。
さらに、所得から計算される住民税は単純に増税ですから、ぼく達が支払う税金は年末調整で少なくなる分と、増税される住民税と、ダブルで負担増ということになります。
これってちゃんと理解している人はどのくらいいるんでしょうねぇ。
一般の家庭にとっては結構な「増税」だと思うんですが…。
ぼくは、会社の帳簿をつけるようになってから、個人で支払っているモノについても控えておくクセがついたんですが、「税金」って意外にたくさん払っている事に気付きました。
このうえ、消費税もアップされた日には…。
国民が納める貴重な税金、政治家のポケットに…なんて事のないようにしてほしいものです。
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