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PARADOX 盛況にて無事終了

◆連日の
頑張りで前日の徹夜は何とか回避!
夕方に荷物の積み込みも終わり、余裕の前夜となりました。
荷物の最終確認とカメラの準備をして、久々に遊びに行ったりして、なんとも優雅に過ごしました。

しかしアレです。
RRM単独の展示会という事でぼくも16体ほど持って行きましたが、空前絶後の荷物の量でしたw

当日は定刻通りに会場入り。

PARADOXの特大パネルがお出迎えw

ホテル正面にクルマを着けて搬入開始!

しかしメンバー全員あまりの荷物の多さにもう…
開場前から待っているお客さんもいて、結構焦りましたが、何とか11時に開場できました。

今回は展示会史上初めてのホテルでの開催という事と、コスメブランドとのコラボという事で、いつも以上に「カッコいい」雰囲気の開場作りを目指しました。

会場全景。エスカレータから見るとこんな感じです。

テーブルやパーティションには、濃色の布が掛けられて気品漂う雰囲気にw

そして壁面にはA2サイズのパネル。やはり業者が作るとクオリティが違います。

会場は昼は日光が入り夜はかなり暗いというロケーションなのでスポットも手配。
業者さんのご厚意でライトの数が倍になりました。

展示は単体作品のほか、ジオラマ・ヴィネットコーナー、

そしてこのイベントのために制作されたコラボ作品コーナーを作りました。

ここで、メンバーのコラボ作品と、ぼく的に思い出のある過去作をご紹介しちゃいましょう!

まずはたみーさん。

コラボ作品はメガサイズガンダムPSバージョン。
カッパーのワントーンがオシャンティ。
シールドの柄の入れ方も上手いです。いやぁ流石だわ。

そして過去作の格納庫。
コレはRRM展示会で展示された時には忙しくてよく見れなかったんで、思いっきりガン見。
いやぁ細かい部分までかなり作り込まれていて、ホントに手のかかった作品です。
同じことやれって言われても絶対ムリですw

次にM’s軍曹。

コラボ作品は1/60ストライク。
よくコレを作ろうと思ったなとw

よく見るとスリッパの部分がパケ柄になってるんですが、塗り分けではなく立体に。
このへんの発想もまた面白かったですね。

そして過去作はこのジム。
「This is M’s」のこのジム、初めて見た時の衝撃は今でも忘れられません。
やっぱドライブラシと言ったら軍曹です。

次はハルウミさん。
コラボ作品は2つ。

アッガイPSバージョン。
パケ柄のマスキングはまさかの1000枚越え!
あのハルウミさんをもってして貼るのに3日かかったという気の遠くなるような作業。

それを「楽しい」と言っちゃうハルウミさんは、ドMを通り越してドヘンタイですよホントにw

もう1体はメガザクPSバージョン。
シールドに表現されたロゴ部分の再現度が凄いです。
さすがの仕上がりでした。

ハルウミさんの過去作ではこのクシャトリヤ。
素組みの塗装勝負でGBWCファイナルに行っちゃったという伝説の作品です。
塗装の表現の可能性と奥深さを感じますねぇ。

次はmaichi。

コラボ作品はPSカラーのズゴック。
もうモノアイ発光なんて当たり前の作業なのね。
この何かの箱をひっくり返しただけのベースもナイスよwww

過去作からはこのゴッグ。
この武器の使い方ややんちゃな見てくれが「マイチ」って感じです。

そしてマイチは水陸両用の機体がやっぱ好きなんだねぇw

次はkenken。

コラボ作品はPSカラーのドム。
コスメのビンをバズーカからぶっ放してるというネタw
このビン、フツーなら簡単にプラ版とプラパイプでチャチャっと作るところを、「フタを回して開けたい」たったそれだけのこだわりのために目薬を買ってきて流用するというそのバカっぷりがグ~www

関係者にもウケてました。

過去作はシンマツザク。
これは第2回RRM展示会に出品され、KenKenはこの作品を引っ提げてRRMに入ってきたんですよね。
非常に丁寧な作りで、マイチと一緒にコレ上手いなぁと言ってたのを思い出します。

阿大さん。
当日は仕事で会場には来られませんでしたが、作品はキッチリ上げてくれました。

コラボ作品はPSカラーのゴッグ。
ラップ塗装がホントにキレイな作品は、蒔絵のような美しさでご婦人方に大ウケ。
阿大さんどんどん塗装のスキルが上がってますよね。

阿大さんの過去作ではやっぱりこのバーザムでしょう。
いろんな方の作品を見ましたが、やっぱりコレが1番かなと。

次にボストーク政。

コラボ作品はPSカラーのキュベレイ。
当初は会場に来る事になってたんですが、仕事になってしまいこの作品のみの参加となりました。
しかしこのキュベレイの塗装の美しさは、模型を知らない人たちにもしっかり伝わっていたようで、その様子を見ていたぼくも感心しました。

やっぱ「伝わる作品」って凄いわぁ…

そしてKAZUMA。
コラボ作品はぼくのと一緒に紹介しますので、過去作を。

バーグラリードッグ。
ぼくと一緒にRRMのAT係としてすっかり定着してきたKAZUMAですけど、工作のスキルがどんどん上がっています。このバーグラリーもホントにカッコいいですよね~。

そして岡ちゃん。
岡ちゃんはメンバーではないですが、ぼくが声をかけて参加してもらいました。

そんな岡ちゃんもATモデラーなんですが、岡ちゃんは最新作のバンタコを。
ウェザリング、スクラッチ、剥がし、と、作品ごとにスキルアップしている岡ちゃんからも目が離せませんよ!

そして最後にぼくのを。

名付けて「ウド銀座」
ぼくの作品という事で、「やっぱりATでいこう!」ってのは決まってたんですけど、何でコラボを表現しようか考えた結果、『ウドの街のコスメショップ前』というシチュエーションのベースを作ることにしました。
ATは向かって左側のがぼくので、右側がKAZUMAの作品です。

ジオラマやヴィネットのようなシーンや情景を…なんて大げさなものじゃなくて、あくまでもベースとして制作しました。
とはいっても、すべてをゼロから作ってますので、それなりの手間がかかってます。
さらに、バンタコ2体を配置するとなると、A4では足りず、ワイド六つ切りという自分の中では最大のサイズとなりました。

ショーウインドウのガラスは本当にガラスを使用し後ハメ式になっていて、中のポスターは差し替えられるように作ってありますので、テーマによって変えられるような作りになってます。

今年はコレで全国回りますよwww

そしてみんなから「たまたま」とか「偶然」とか言われ放題だったセレブザク。
でもビックリするほど今回のテーマにはまってます。なので、作品タイトルは「シンクロニシティ」に。
う~ん…シャレオツです♪

で、自分の過去作からはこの2体。

ガルバルディβ。
旧キットガルバルディにMGギャンのフレームを入れるという、初めてのガンプラ大改造。
コレも時間との戦いで苦労しました。

そしてやっぱりストライクドッグ。
コレもバンタコからの改造で、かなり時間をかけて制作しました。
このブログのカテゴリー別でも最長記録を持っています。

ガルバルディは2009年、ストライクは2010年に制作しましたが、今になってもこれらを超える満足度の作品が作れていないので、成長してないなぁ…というのは常に痛感してるぼくですけど、芸風から考えてこれからはベースやヴィネットにもっと手をかけていけたらなと思います。

◆そんなこんなで
22時となり、長かった展示会もいよいよ終演。
コスメ部隊の女の子たちにも手伝ってもらい、膨大な数の作品を梱包し1時間以上かかって撤収となりました。

今回の展示会は、いつもの展示会と違って、モデラーが作品を持ち寄って交流するというのとはまた違った意味合いの展示会なので、お客さんの入りに波があり、誰もいない時間帯もあったので、写真の撮り方を練習したり、メンバー同士で作品を見ながら喋れたりと、普段できないようなことができたのが貴重な体験でした。

また、今回は同ホテルで開催されたパーティのアトラクションの一環としての展示会でしたので、パーティ出席者の方々、各界のお偉いさんや県議、市議の方々にも作品を見てもらうことができました。

何人かの方とは名刺交換してご挨拶てさせていただきましたが、模型が単なる玩具ではないという事を伝える機会となったのがとても大きな収穫だったと思います。

模型をまったく知らない方々が、作品を見て質問してくれたり、熱心に写真を撮ってたりと、そんな光景が多くみられました。
普通にしてたら絶対に接点のない方々に模型を見てもらえることってなかなかないと思うので、本当に貴重な経験をさせてもらったと思います。

会場もコスメブランドとのコラボという事で、来場者にはキレイどころからサンプルキットのお土産もあり、非常に好評でした。

今回このような機会を与えていただいた主催者のSABUちゃん、そして実行委員をはじめ関係者の皆様、ご来場いただいたモデラー仲間の皆様、来場者の皆様、本当にありがとうございました。
そしてメンバーのみんな、本当にお疲れさまでした。

今回のPARADOXがRRMのこれからの活動に与える影響は大きいと思います。
そして新しい何かのきっかけになってくれるのを強く望みます。

◆撤収
終了は23時を回りましたが、12時間以上も頑張ったみんなはもう腹ペコです。
ファミレスになだれ込んで、ここに書くのが恥ずかしいくらい食べましたw

ぼくは1時に帰宅。
長い1日がようやく終わりました。

1年以上前から企画して進行してきたこのPARADOX、ぼく個人としてはパーティチケットのデザインから携わり、会場の掲示物のデザインや照明の手配等々、初めての作業も多く、非常に勉強になりました。

そういう意味でも貴重な体験をさせてもらいました。
終盤はかなり忙しかったですけど、終ってしまうと寂しい感じはありますねぇやっぱり。

でも、燃え尽きてる場合じゃないんです。
立て続けの新年会&送別会、溜まりに溜まった仕事、出張、作品集の編集、会社の決算、みちもでに向けての準備…

嗚呼…書いてるだけで具合が…w

今年も1年早そうです。

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