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青天の霹靂

◆先日の
宇都宮のショップ撤退から1週間も経ってない22日、ぼくのケータイに1本のTEL。

ぼくの会社の取り引きブランドが入っている某ファッションビルが来年2月で閉店する事が決定した、との連絡でした。

これは大変なことになりました。
その段階では館の店長にもまだ情報がいってないようで、その後建物や従業員をどうするのかなどは一切決まっておらず、閉店する事のみが唯一の決定事項との事でした。

まさに寝耳に水、青天の霹靂。
またもやデベロッパーの一存で、今回は何百人もの従業員の職が失われようとしています。

今日は、開店前に館の従業員全員が集められ、店長自らが閉店の告知をしました。
ぼくのように事前に聞いていた人間はごく僅かなようで、大半の従業員はこの時初めて聞きましたから、それはもの凄い衝撃でした。
店長は、「今後この建物がどうなっていくのかはまだ何も決まっておらず、別のファッションビルとなるかもしれないし、廃ビルとなるかもしれませんが、何かわかり次第報告しますので、モチベーションを下げることなく残りの日々頑張ってください」でシメてましたが、そんな言い方でモチベーションが上がるわけないでしょ…。

まぁ、彼らは郡山の店がなくなっても東京に戻るだけですから、地元採用の社員や、ぼくらのような地元の販売会社の行く末などあまり気にならないんでしょうね。
しかし、これだけの人数の職場が失われるかもしれないというのに、善後策も何もないうちに閉店の告知だけとは一体どういうつもりなんでしょうねぇ。いくらなんでもバカにし過ぎでしょう。

ぼくの会社も含めて、このビルで働く者にとっては、今年1年大変な年になりそうです。
今日の今日で、すでに身の振り方を考えなければならない人もでてきてますから、これからもっともっとザワザワしてくるんでしょうね。

 

◆で、ぼくらはと言えば
遅かれ早かれこうなる事は予測してましたので(それでも来年は早過ぎですけど)、社員全員落ち着いたものでした。
誰一人慌てたり動揺したりする事なく堂々と仕事に望んでいる姿を見て、感心しました。というより感動すら覚えるほどでした。

こうなった場合どうするかは、ちゃんと考えてますから大丈夫。全員揃って来年また笑って仕事ができるよう、ぼくはこれからいろいろ動かないといけません。
もちろん会社をたたむ気も洋服屋を辞める気もありませんからね。

そんなわけで、これからはこちらの対策にぼくの時間の大半を使うことになりそうです。
嗚呼、またプラモをゆっくり作れませんねぇ~…。
と言うか、プラモどころじゃなくなってきました。

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