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営業時間短縮!

◆ぼくのショップがある
ファッションビルの現在の営業時間は朝10時から夜7時30分なんですが、10月16日から平日と土曜日は朝10時30分から夜7時30分、日曜日と祝日は朝10時から夜7時までと、30分短くなることになりました。

ショッピングセンターやファッションビルが軒並み営業時間を延長しているこのご時勢に何故短縮なのか?

その真相は…
経営状態が非常に悪く…ではありませんよもちろん。

去年までは営業時間を延長する方向で動いていて、実際都内の館は夜遅くまで閉店時間を延長していましたが、そこで問題があったんです。

営業時間が長くなる、ということは、働いている人たちの勤務時間が長くなるということです。
例えば店が夜の9時で閉店したとしても中の従業員が9時ぴったりに帰れるわけではなく、レジ閉めや書類の締めがあるために店を出るのは早くても9時30分、お客さんが閉店時間過ぎても帰らない場合(接客残業っていいます)はもっと遅くなります。

で、家に着くのが10時11時になればもう寝るだけになってしまいますので、仕事に対するモチベーションがどんどん下がってきてしまうんです。

また、そんな状況では従業員同士で飲みに行く、なんてこともそんなにできなくなり、コミュニケーションがとれない等の弊害も出てきました。

さらに人を雇っている側にしても、営業時間(勤務時間)が長い仕事をやってもらうにはそれなりの賃金を払わなければなりませんし、それを引き受けてくれる人材を探すのも大変です。

知り合いにショッピングモールのテナントで販売をしている会社の社長がいるんですが、人件費が莫大にかかるのに募集しても働き手が集まらない事にすごく苦労してました。

買う側にとっては遅くまでやっていれば便利なのは当然なんですが、売る側からしてみれば営業時間を延長するのはかなり大変なんですよね。
延長した事によって売り上げが爆発的に上がればいいんですが、そんなに変わりませんから、リスクを背負ってまでは…と言う選択だと思われます。

現在、ショッピングセンターやショッピングモールといった大規模な郊外型の店舗が、売り場面積や営業時間の競争みたいになっています。
しかし、ただでさえオーバーストアで売り上げを安定させるのが難しいうえに、そこで働きたいと言う人が確保できず、やっと確保した人材(質のいい悪いは関係なく)には高いギャラを払わなければならない、というような現実があります。

現に縮小や閉店を余儀なくされたショッピングセンターも出てきてますから、今後は面積や営業時間の競争は収束していくんでしょうが、こうなる事は予測できなかったんでしょうかねぇ?
どこかがやって成功すると同業他社は右倣えのアホないい例ですよね。買う人は無限にはいませんからね。

そんな訳で、ぼくの会社でも従業員の出退勤時間や休憩時間の規定を改正しないといけなくなりました。
昨日今日はそんな事をやってましたが、勤務時間が短くなった事でみんながプライベートをもっと楽しめたら仕事にもハリが出てくるんじゃないかと思います。たった30分違うだけでずいぶん変わりますから。

 

◆そして遂に!
職場のバスケットボールチームが今日発足しました。
来週から毎週1回練習です。仕事とプラモの毎日にスポーツが加わりました。
ある意味理想の生活スタイルです。これからが楽しみですね~!

スタイリッシュでスポーツのできるヲタク。これを目指して頑張ります。

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