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この冬のセール

◆正月気分もどこへやら
まだまだセール真っ只中。ぼくはといえば、元旦に休んで以来12日まで休みはなく、休憩もままならないような状況です。
毎度の事なので慣れっこではあるんですが、夜に事務仕事をこなした後にはさすがにプラモはできません(涙)
当分制作は中断しそうです。

さて、今回の冬物バーゲンセール、今までにない面白い傾向があるんです。
秋からの流行として、早くからダウンウェア(主にショート丈のブルゾン)が挙がっていて、母体の大きいブランドではかなり早い段階から仕掛けていました。

通常の場合、夏のセールが終わると、長袖シャツ、カットソーなどの軽い物から立ち上がって、パンツ、そしてジャケット、ブルゾン、コートっていうぐあいにだんだん重くなっていくんですが、大きいブランドがメチャメチャ早い段階でダウンを仕掛けて(しかも売れた)きたからさぁ大変。

国内ブランドの多くは、ブランドポリシーやコンセプトなどを持たず(もちろん建前上はありますが)、市場で人気の出てきたアイテムをいかに早く見栄えよく店頭に並べるかの勝負になっています。そんなところに早い時期から防寒アウターの芽が見えちゃったんですから…。
後はお決まりの防寒アイテム競争に突入です。

20数ブランドある郡山のメンズショップ、全部が防寒アウターを打ち出してました。
どこに行っても同じようなディスプレイ、同じようなレイアウト。ショップに立ってるぼく等も何とか工夫してオリジナリティを出そうとはするんですが、なにせ作ってる物が同じなんでどうしても似たような見せ方になっちゃうんですよね。

それだけ全店規模で打ち出せば、そりゃアウターは売れますが、いかんせん郡山あたりではお客さんの数はしれてますから、程なく供給過多…(当たり前)。

そして、1番防寒アイテムを売らなければいけない11、12月。
お客さんはもうアウターを買ってしまってるので、今度はそれに合わせるインナーを探し始めます。しかも今年の防寒は機能的に優れた物が多かったため、どちらかと言うと薄手のモノを、との声が多かった中、本来そういうアイテムを作るところをアウターに集中してしまったため、今度はインナー不足。お粗末でしょ?
この流れはセールでも同じで、相変わらずのインナー不足が続いています。

ボールに群がる小学生のサッカーのように、他人が見つけたおいしいところに集中してしまう今の国内ブランド事情。それが如実にでた今冬でした。

 

◆そんな仕事漬けの合間
ささやかな楽しみがネットです(淋しい~)
現在エアガンをいろいろ物色中なんですが、ほしいヤツをついにロックオン!

早く発注しないとな~。

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