相棒列伝 2 TOYOTA AE111 LEVIN BZ-R

◆1998年。
ぼくはこの年に結婚したんですが、いよいよクルマを買おうという事になり、カミさんと検討に入ります。

その頃ぼくは、結婚のお祝いに妹がくれたプレステのグランツーリスモにどっぷりハマっていましたから、家に居ながらいろんなクルマを見ることができたんです(笑)

基本的にぼくは「小さくて速い」クルマが好きなので、候補に挙がっていたのはシビック、インテグラ、レビン、トレノ、ルノールーテシアの5つ。
中でもシビックとレビンはグラツーで使っていたこともあり愛着はひとしおでした。
さらに、当時はレガシィが火付け役となったステーションワゴンブームの真っ只中でしたから、レガシィ、プリメーラワゴンなんていうのも候補に挙がっていました。

で、検討に検討を重ねてぼくが選んだのは…

AE111レビンでした。決め手はこのシンプルなデザインでした。
1600ccのくせにハイオク車で、オートエアコンもなくオーディオレスで194万円(オプション込みで220万オーバー)というしびれる値段ではありましたが、そこらへんのムダ具合がまた気に入ったワケです(笑)

見に行ったディーラーのセールスさんとはウマが合うというか、なんか仲良くなっちゃって、行ったその日に40万引き(結構破格)で即決でした。

ぼくは高校を出てすぐに上京しましたから、クルマとは無縁の生活でした。このレビンはそんなぼくにとって初めての「自分のクルマ」でしたから、もうかわいくて仕方ありません。週に1、2回しか乗らないのに、月に1度は洗車しに行ってたくらいです。

そして速いんですよ、このクルマ。
高速でこそ大排気量のクルマには敵いませんが、街中やワインディングでは煽られた事はありませんでした。

そして1年半後、会社を辞めて地元郡山に戻っても相変わらずかわいがってたんですが、家族からは「せめて4ドアに乗ってよ」、友達からは「いい年してそんなのに乗ってんの?」、「社長のクルマじゃない」とか散々な言われようでした。
「ポリシーがあってカッコいい選択だ」と言ってくれたのはTK1人だけでした。

9年乗りましたが、夏用タイヤにスパルコの16インチホイールを履いた以外、どこもいじってないんですが、エンジンも足回りも快調で何の不満もなく乗れてます。

唯一の後悔はトランスミッションにATを選んでしまったことくらいでしょうか。
このクルマには当時としては数少ない6速マニュアルが設定されていて、もちろんそれにする気だったんですが、買ったときは川崎に住んでいましたので、セールスさんの「J.J.さ~ん、このへんじゃ6速はおろか5速にも入れられませんよ~」のひとことでATにしたんですよね~。まぁ、ATでも充分でしたけどね。

レビンはこのAE111後期型を最後に生産中止となりましたので、これより新しいレビンはない、というのはよかったですね~。

ぼくの相棒として9年間、1台のクルマにこんなに気に入って乗れたのはシアワセです。もうすぐお別れかと思うと寂しいですけどね…。

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