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ボールペンの話

◆前回の
システム手帳の記事がなんだか好評でした。
ぼくの周りにも文具好きがいたんだなと再発見です。

というワケで、今回は調子に乗ってまた文房具の話を書こうと思います。

ぼくが子供の頃から文具好きだったというのは前記事で書きましたが、高校生までの筆記具は、ボールペンや万年筆も使いましたが、やっぱりシャープペンがメインで、もちろん筆入れは1つでした。

で、専門学校になると、普通の授業用のシャープペンやボールペンの入った筆入れと、デッサン用の鉛筆類の入った筆入れ、そしてスタイル画用のマーカーの入った筆入れと、3つの筆入れを使っており、学生時代には鉛筆、シャープペン、ボールペン、万年筆、マジック・マーカーと、筆記具は一通り使ってきました。
あ、もちろん海外メーカーの高価なものなんて知りませんでしたよ。

社会に出てショップに立つようになりましたが、思っていた以上に事務仕事が多く、たくさんある書類のほとんどがボールペンを使うものでした。

現在のようにPCなどはショップにありませんので、管理書類や帳簿、伝票類も全て手書き。結構なスピードでボールペンのインクがなくなっていきます。
仕事をするようになって、ボールペンのインクがなくなるというのを初めて経験したりしましたが、その頃には文房具にこだわりなどはすっかりなくなっていましたので、会社から支給されるボールペンを当たり前のように使っていたんです。

システム手帳に挟んでいたのも、そこらで売ってる100円程度のボールペンでした。

そんなぼくでしたが、あるボールペンと出会ってもの凄くボールペンに興味を持つことになります。
それがコレ。

定休日に売り場のみんなでディズニーランドに行った時、ふと目に止まった1本のボールペン。
試し書きしてみたら、もの凄い良かったんですよね。
今まで味わったことのない滑らかな書き味でした。
たしか1,500円くらいだったっと思うんですが、即買いでした。

書き味の良いボールペンを持つと、書くという行為が心地よくなりますよね。
システム手帳に装備して、毎日持ち歩くようになりました。

こんなに気に入って使ってるんだから、替芯も買っとかないとなぁ、と思って分解し…

日本のモノじゃないことを知りました。

パーカーと東京ディズニーランド(当時はまだシーはなかったw)のコラボのボールペンだったんですね。

という事を知ってしまったら、なんかもったいなくなっちゃってガンガン使えなくなる小市民なぼくw
ならばもう1本買っとこうと、それからディズニーランドに行くたび探しましたが、結局手に入れることはできませんでした。

もうそうなると宝物扱いですよw
そのかわり、ボールペンが好きになっちゃって、いろいろなものを買い集めるようになります。

とはいえ、1本何千円もするようなものじゃなくて、せいぜい高くても3,000円くらいですかねぇ。
書き心地の良いもの、デザインのいいもの、ずいぶん買った気がします。

でも、すぐに部下の子にあげちゃったりしますので、手元にはほとんど残ってません。

30代となり、ある程度お金を自由に使えるようになると、モンブランやらクロスなんかにも興味を持ち始め、ジャケットの胸に挿してみたりしてました。

40代になり、職場でも事務仕事はPCで行うことが増え、文字を書くことも少なくなりました。
しかし、その頃にはマルチペンに興味を持ち始め、1,000円~3,000円くらいのものをよく買うようになります。

こんな感じで、収集癖はないと思ってましたけど、ボールペンは結構集めてたんですね。

しかしここらあたりで気付くんです。
海外製のボールペンはデザインはいいけど、書き味は国産のモノの方が断然良いと。
そうなんです。この10年20年で、日本のボールペンはもの凄く進化してたんですね。

そこから国産のボールペンに着目するようになります。

で、数あるボールペンの中から、ぼく的にNo.1のモデルが10年間その地位を保っています。
それがコレ。

PILOTのOpt.です。
最近低粘度のインクも流行ってるんですが、複写の伝票も多いショップで使うにはちょっと使いづらいんですよね。
その点、このOpt.は油性のノーマルインクでありながら抜群の書き味。

ぼくは自分の中で、「手帳や胸ポケットに挿して持ち歩くボールペンはグリップにゴムやシリコンが付いていないもの、事務所やショップに常備するボールペンはグリップの材質にこだわらない」というルールを決めているんですが、ラバーグリップのボールペンの中ではこれを超える1本が見つかりません。

なんだかコーフンしすぎて長くなっちゃいましたね(汗)
最近、休みがなくてショップに居ることが多いので、息抜きに駅前近辺の文具屋、文具コーナーを巡回しています。

まだまだ書きたいことがあるんで、このボールペンの話はまだ続きますよw

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