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ストロングバックス #3 ~脚部の加工~

◆今日は
約1ヶ月ぶりの制作会。

もうプロジェクトも終わってますので、自分のためだけの好きなのを作れる制作会です。
ぼくもいつまでも燃え尽きてるわけにいきませんので、今日の制作会から本格的にバックスの制作に入るつもりで臨みました。

そのストロングバックスですが、手と銃の加工だけ終わっている状態です。
なので、今日からは本体の制作に入ります。

どこからやるか…。
もちろん胴体です。

が、胴体をやるためには、下腹部の股関節もやらなきゃいけません。
で、その下腹部をやるためには、腿の股関節の受け部も作らないといけない…
という事で、脚部から始める事にしました。

 

◆この1/35の
タコ系のモデル、いや、ATはスケールを問わずすべてのキットに、改造の”セオリー”的なモノが存在しています。

これは、当時としては秀作ぞろいのATキットが発売当時のまま何度も再販されているうちにできてきたモノで、先輩モデラーの方々がよりカッコいいATを作るためにマニュアル化したと言ってもいいでしょう。

幅詰めや長さの調節から、関節の入れ方まで、こうすればベスト!みたいなモノがあるというのを十分承知したうえで、あえてそれに頼らず、ぼくのやりたいようにいじっていきたいと思います。

くだらない前置きが長くなりました(汗)
さて、制作いきましょう!

まず、腿のパーツに穴を開け、ボールジョイントの受けを埋め込みます。

左がビフォー、右がアフターです。
アナの中心がデフォルトの穴の位置よりも若干上にくるように穴を開けてあります。

内側には、反対側のパーツに受けを作り、抜き差し時に腿にジョイントが入り込んでしまう事の無いようにしておきます。
ひざ関節の部分には、関節加工のため黒瞬着で裏打ちしておきます。

そして足。ここはやはり幅詰めは必須です。

左右のパーツで1㎜ずつ、トータル2㎜幅詰めを敢行です。

関節部はヒザと足首。

ヒザは、ポリパーツのランナー(3㎜径)のT字部分を利用します。

このT字が、ふくらはぎのパーツのヒザ関節の穴にジャストミートしますので、そのままはめ込み、腿パーツの関節部を切り落として3㎜の穴を開け、T字のパーツにフィットするよう削り込みます。

たったこれだけでポリパーツを使った後ハメができます。

ふくらはぎパーツの足首の受けにはポリキャップを。
これを付けるのには、余分なクリアランスを埋めるのにプラパイプを使うのが定番ですが、ぼくのは真鍮パイプを使っています。

真鍮パイプは、見た目もいいし強度もあります。
パイプカッターと金属用のドリル刃、そしてダイヤモンドヤスリがあれば、加工の難易度はプラパイプと大して変わりませんからね。

足首部は、パーツの上部を切り欠いて、1㎜のプラ板6層でベースを作ってそこにボールジョイントを設置。

これで関節部は加工終了。

左がビフォー、右がアフターです。
古いキットですので、幅詰めと関節の改造の効果は絶大です。

可動のチェックをしたのち、もう片側を作り、消えたモールドの復元と付属パーツの処理をして完成。

1日で脚部ができました。かなりいいペースです♪
今日はかなり集中して制作できました。

これなら今月中に完成ってのも夢じゃありません。
明日も頑張っちゃおうかな!

◆制作会終了後
夕食を食べながら、久しぶりにみんなでいろいろ話せました。

模型談義って、一人じゃできませんからね~。
もうモチベーションもかなり上がりました。

有意義で楽しい1日でした。

参加したみなさん、お疲れさまでした~!!!

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