アパレル業界の話

◆今日は趣向を変えて
アパレル業界の話を。

いや~大変な事になってます。
この秋冬、来年会社をどうするかで日々忙しくしていて気にしてませんでした。
郡山は売り尽くし目当てで買い控え傾向だから売れてないと思ってましたが、それだけでなく、洋服が売れてないんですよ。全国的に。メンズもレディスもです。

そんな12月、業界大手の超有名百貨店が冬のセールの前倒しを表明したもんだからさあ大変。
同業各社が遅れをとるまいと、相次いでセール前倒しを敢行する模様です。

これはかなり危険な選択ですよね。
セールはいったん早めてしまうと元に戻すのは大変、というか、ほぼ不可能でしょう。来年は更に厳しい事になるのは必定です。
そんな事は誰が考えたってわかるんですけど、そうでもしないと12月を乗り切れないくらいの危機的状況のようです。

あるリサーチ会社によれば、日本人がファッションにかけるお金は、欧米先進国に比べればダントツに低いみたいです。
おまけにガソリンを初めとする一連の値上げムードがさらに拍車をかけていることが、この売り上げの低迷の要因となってるんですね。

しかしそれだけなんですかね~?

「商品の価格は適正なのか?」

とか、

「本当に魅力のある商品を提供できているのか?」

とか、そっちの方が問題なんじゃないでしょうか。

冬になったらどのブランドも単価の高い同じようなコートやダウンブルゾンを大量に作って「さあ買ってください!」なのにそれらに合わせたいインナーは作りこみが浅く品薄状態。これでは消費者にそっぽを向かれてしまいますよね。

高単価の重衣料に頼った商品構成や、一つのヒットアイテムに全ブランドが群がる現在のスタイルそのものを考え直す時期にきてるんじゃないでしょうか。

国内、海外を問わず、よその作り出したヒットアイテムのデザインをパクって量産する安易なやり方しかできないブランドが多いのは恥ずかしいですよね。
それは「ブランド」じゃないでしょ、やっぱり。

そんな大きな流れの中、ぼくの店が入ってるビルも、冬のバーゲンセールの前倒しが決定しました。
さすがに年内は全品値下げにはなりませんが、おいしいモノが見つかる可能性は例年より確実に高いですから、買う側にとってはチャンスですよ!

コメント